例会報告 2016年
「事業承継で引き継いだものと失ったもの ~2代目社長の激動の12年間~」
突然の事業承継で、引継ぎも全くなしに
会社を任されたという話は
同友会でもよく?あります。
松下氏も、唐突な事業承継により経営者となり、
長い奮闘の末に困難な時期を乗り越えて
経営状態を安定させることに成功したものの
それにより目標を見失ってしまったとうかがいました。
「我々は、目標を何処へ定めるべきか?」
そのヒントが、今回の例会にはあったと思います。
経営指針の会 「他社の強みを考える」
自社の強みを考える経営者は多いと思います。(当然ですよね。)
では、他社の強みを考える機会はどれくらいあるでしょうか?
今回の「経営指針の会」は「真剣に」「そして徹底的に無責任に」他社の強みを考える2時間となりました。
今回、有限会社精工パッキングの製品についてこれを試してみました。
かなり異質な雰囲気の中、さすが「経営者の集まり」ということでしょう、キレた鋭い「案」も出たようです。
今回は正確には「強み」というよりも「新商品提案」や「強みを生かした戦略」のような方向へ向きましたが、いずれにしても、「他社」についてこれだけ集中して考える機会は今までになかったことと思います。
私達はこの経験を元に、今回やった考え方のプロセスを自社に持ち帰り、「戦略」を再構築できるかも知れません。
経営指針の会 「離職率を下げる」
年明け最初となった今回は「離職率を下げる」をテーマに寺島社労士事務所の寺島卓氏を講師にお迎えし、心理学区根拠に基づいた社員さんとのコミュニケーションについて講義いただきました。
人手不足、人材流出が企業の大きな課題になる昨今、社員さんの夢や個人の理念に企業家が気づき、理解し、自社の経営理念と重ねていくため、私たち企業家が身につけるべきコミュニケーションの考え方を改めて「心身論理レベル」を用いて学びました。
グループ討論では特に「経営理念を作った後の社内コミュニケーション」についてのヒントと気づきが得られたとのご意見を多数いただきました。
言葉足らずや言葉違い。
発言者の表現一つで聴き手の反応は大きく変わってしまいます。
コミュニケーションのメカニズムを理解し、実践することで、相互理解はよりよくなると考えてます。
参加者の方々が一つでも多くの「気付き」と共に、実践されることを願っています!
足立支部 忘年会「師走の夜を千駄木の古民家で!」
千駄木の古民家を改装して作られたお店「吉理」にて2016年度最後の例会(忘年会)が開催されました。
来年も、良い会社作りに取り組みましょう!
11月度例会「コーチングで経営が変わる!! ~あなたは社長らしい仕事がやれていますか?~」
報告者:青木栄明氏(株式会社プレジャーポケット 代表取締役 足立支部)
コーチングには会社どころか社会すらも変える可能性があるということで、今回は、ビジネスコーチとして活躍されている当支部会員の青木氏に報告をお願いしました。
事務局 會田氏とデモセッションを行ったり、自社の業務を重要度と緊急性に応じて振り分けるワークを参加者全員で行うなど実践も織り交ぜながらの報告となりました。
デモセッションでは質問型のコミュニケーションを通じて問題の解決につなげていくという
コーチングの高度な技術の一端が披露されました。(核心に迫るには時間が短すぎたようです。)
コーチングに関する例会についてはシリーズ化が必要かもしれません。
【当日のワークによる仕事の分類】
A:重要度高(※絶対に自分でやるべきこと)・緊急性低
B:重要度高・緊急性高
C:重要度低(※本当は自分がやらなくてもいいこと)・緊急性低
D:重要度低・緊急性低
上記のとおり分類してみると、業務改善のヒントが見つかります。
10月度例会 「新会員のイニシエーションスピーチ&歓迎会」
今回は、新入会員歓迎会と題しまして対象新入会員の作田氏(作田司法書士・社会保険労務士事務所)に同友会入会の動機等を語っていただくと共に、当日参加の各会員がそれぞれ自己紹介をして交流を深めました。
今回は、ひかり保育園 松田氏(会外)にもご参加いただきました。(これを機に、ご入会を検討していただければ幸いです。)
経営指針の会 「課題への問いかけ方」 ワーク編
今回はワーク編ということで約2時間連続で、以前に行った5W1Hの実践ワークを行いました。
自分の課題を他人に伝えることで客観的に気付くこと。
他人の課題に質問することで自分の課題のヒントに気付くこと。
他人からの質問で、違った角度から課題を見ることができて気付くこと。
今回のワークでも様々な「気付き」が得られたのでは?と感じていますが、何よりもこれらの「気付き」をどのように(How)行動に移していくかが、それらを成果にできるかどうかになりますので、しっかりと実践していきたいものです!
経営指針の会 社員さんの夢を知ってますか?(社員面談の方法を考える)
今回は社員面談を考えました。
まずは、正義の反対語の復習で、私だけが「正義」ではないということを再認識。
そして、今回は人と人が話すときのスペースと位置関係について体感しながら学びました。
人から本音を聞き出すとき・・・・
どの位置関係で話すと話しやすいのか?相手にプレッシャーをかけないのか?
ちょっとした工夫で、和やかなムードになったり、敵対関係になって時にはけんかになることもあるかもしれません。
東京中小企業家同友会足立支部 納涼会
「地上221m、47階の絶景を確約!」
中央区聖路加ガーデン47階RESTAURANT LUKE with SKY LOUNGE にて足立支部納涼会が開催されました。
他支部からも多数ご参加いただきました。
ありがとうございました。
足立区ワークライフバランス経営改革セミナー
~女性が活躍する企業は成長する!~
共催:足立区しんきん協議会
東京中小企業家同友会足立支部
北千住シアター1010にて、標記セミナーが開催されました。
今回は、女性の活躍する場を如何に整えるかというテーマにて株式会社ピュアライフサポート代表取締役外尾(ほかお)幸恵氏を講師にお迎えし、女性経営者の視点から詳しく講義をいただきました。
また、当支部の久保木柾仁支部長(株式会社プロスタッフ代表取締役)も2番手の講師として登壇しまして「人を活かす経営」と題して講義をさせていただくこととなり東京中小企業家同友会のPRにもつなげることができたのではないでしょうか。
今回は、初の試みとなる第2部企業間交流会を開催しました。当日急遽第2部に飛び入り参加した方も多数ありまして予想以上の参加者数による活気溢れる交流会となりました。
ところで、あなたの職場では
「女性のチカラ」が活かされていますか?
台東支部・足立支部7月合同例会
「社員と共に未来を創造する ~経営指針の実践で、社員の幸せを追求~」
報告者は、東京中小企業家同友会 副代表理事でもあります
大田支部の木村氏(株式会社木村工業)にお願いしました。
経営指針の成文化はスタートラインでしかないことが
木村氏の体験談の全編から伝わってきます。
経営者とその他従業員の意思疎通は
それほどまでに経営環境を左右する要素となります。
計画、施工管理、人事労務、安全対策等
あらゆる点で高度な管理を求められる土木建設業なら
尚更のことでしょう。
成文化した経営指針を
ただの能書きで終わらせるか
常に実践と見直しを繰り返して
経営者も従業員も共に幸せになれる企業を創るか
あなたならどうしますか?
経営指針の会 言葉の使い方を学ぼう~社員とのコミュニケーションの方法~
今回より本格的にみんなで学んでいく形になりました。
そして、テーマは「言葉の使い方」。
なぜ、言葉の使い方が重要なのか?
その答えの一つのヒントとして、 「正義」の反対語を考えました。
ある労働争議の事例を踏まえて、「言葉の重要性」を再認識した後、いよいよその使い方を研究することとなりました。
今回はテクニックではなく、もっと根本的な部分を考えていきました。ここで利用するのは前回もでてきた、「心身論理レベル」。
その言い方、その言葉は、「心身論理レベル」のどの場所なのか、意見を出しながら、 特に「叱るとき(注意するとき)」と「褒めるとき」の言葉を研究していきました。
グループ討論では、各社のこれまでの事例を「心身論理レベル」に当てはめてみたり、日ごろからのコミュニケーションの重要性を再認識するような意見がでていました。
参加者の方々が一つでも多くの「気付き」と共に、実践されることを願っています!
3つの目的について
「同友会三つの目的」について
意見交換をしました。
会員各自、それぞれに解釈が異なっているようで
非常に興味深い内容となりました。
むしろ、全員同じ認識の方が異常なのかもしれません。
これからも、各会員が交流しながら
それぞれの「三つの目的」を追求したいものです。
※同友会3つの目的
1.よい会社をつくろう
2.よい経営者になろう
3.よい経営環境をつくろう。