例会報告 2011年
「串焼きの老舗 はん亭 忘年会」
2011年12月 足立支部経営交流会 12月15日(木)実施
有形文化財に指定されている、趣のある建物で、揚げたての串揚げを堪能しました。
プレゼント交換会や寺嶋さんのマジックショーなどで盛り上がりました。
今年は東日本大震災という、大変な出来事がありました。
家族や会社の社員さんなどの「絆」を改めて感じ・・気付いた事もたくさんありました。
今年もあと少し、最後まで体調に気をつけて、新しい年に向けて頑張りましょう。
(株)ファブリカ 清水恵子
(株)アルテ 仁科江里子
「報告者 株式会社シュウエイ 代表取締役 秋元次治氏」
2011年11月 足立支部経営交流会 11月14日(月)実施
「会社の羅針盤ともいうべき経営指針の成文化で必ず変わる!会社が!社長が!」
報告者 株式会社シュウエイ 代表取締役 秋元次治氏
今回の報告は、大田支部会員で経営労働委員長も務められている秋元社長に「会社経営に際して、なぜ経営指針が必要なのか」というテーマでお話いただきました。
同友会では、社長の想いを明文化した経営理念・理念に基づいて打ち立てる経営方針・そこから具体的な数値目標を策定していく経営計画、この三つを総称して経営指針と呼んでいます。
老舗と呼ばれる企業には、徹底して家訓(理念)が後継者に受け継がれているという事実があり、経営指針を成文化させることで、事業承継を経ても会社が永続的に存続していく原因の大きな一因になるということす。
大田支部では8月に大田支部で震災被災地に出向き、現地の会員経営者の方たちと交流をしたそうです。
その際、彼らは口裏を合わせて「経営指針があったおかげで何とか立ち直ることが出来た」と仰っていたというエピソードも聞くことが出来ました。
その後、東京同友会の例会に参加し、報告の後に行われるグループ討論を経験して感銘を受けられ即入会。
大田支部の「経営指針を深める会」で徹底的に勉強され、やがて経営労働委員長に就任されました。
当初は経営労働委員長として、自社の経営のあり方を先ず見直さなければならないとお考えになり、朝の挨拶・朝礼の徹底など、理念に基づいた行動を社員と共に実践し、今では素晴らしい社風の中で皆いきいきと業務にあたられているとのことでした。
今回の経営交流会は、会員の皆様のみならず、事務局として私自身も大変勉強になりました。
参加いただいた会員経営者の方々、そして報告をしてくださった秋元社長に御礼申し上げます。
事務局 會田
2011年9月 足立支部経営交流会
9月22日(木)実施
冨永社長はお父様のあとを継いで、2代目の社長です。
2代目ならではの苦悩等も含め、赤裸々にお話してくださいました。
バブル絶頂期の20代の頃に入社し順調だったものの、バブル崩壊後次々と苦難に見舞われてしまったのですね。
先代の社長(お父様)が外部から連れてこられたという専務さんの入れ知恵か、労働組合が発足し、従業員ほぼ全員との対立。
これはさぞかし苦しかった事と思います。
心労が重なり一か月の入院、入院中「逃げずに立ち向かおう」と決心され、そんな時ある社長さん(今の文京支部にいらっしゃる方)と知り合い、その支えもあって奮起。
2005年に社長に就任し、(ご本人曰く)有頂天になっていた頃、ある幹部社員を入れた事で会社をかき乱され、またまた従業員との確執が。
次々辞めて行く社員さんが現れ、もう駄目だと会社を売ろうとした時に、また助けてくれる方に巡り会えた。
ご家族や残った社員さん達と共に、社長自らがもう一度、我武者羅に働いた姿が、少しずつ社員さん達にも届き、やがて会社が一致団結。
冨永社長が様々な困難を乗り越え自ら変わる事で、冨永社長のおっしゃる「この不況の中でも、社員さん一人一人が、どうしたら会社がうまくゆくか常に考えてくれている」「社員さん達が会社を支えてくれている」という図式が、自然と出来たのでしょう。
やっぱり、どんなに苦しくても社長が変わらないと社員さんも変わらない。
社員さんが変わらないと会社も変わらない。まさに人対人なのですね。
今、改めて、「社長の仕事ってなんだろう」と考えるとおっしゃっていました。
私は少しだけ立場が違いますが、「社長の仕事とはなんだろう」と常に考えるその姿勢が、常に自分に問題提起をする事を忘れない、それ自体がトップ(社長)なのかもしれませんね。
時々、二次会で冨永社長とご一緒すると、本当ににっこりとほほ笑んで、ゆっくりとお話してくださいます。
その陰には沢山の御苦労があったのですね。
「楽をしようとすると挫折する。頑張ろうと思った時は助けてくれる人が現れる」お話の最後に出た言葉、私も教訓にします。
当日、残念ながら私は二次会には参加出来ませんでしたが、他支部の方や会外の方も多数いらして、二次会もとても盛況だったと聞きました。
冨永社長の、あの、にっこり笑顔が二次会でも満開だったと思います。
本当にお疲れ様でした、ありがとうございました。
「報告者 (株)ファブリカ 清水恵子」
「納涼の宴 AT 会員のお店tomatoma」
2011年8月 経営交流会 8月31日(水)実施
天候はドシャ降りの午後、開催時刻には小降りになって、幹事役一同ホットした例会でした。
今回の例会は我が支部の会員さんで、つい先日、足立区のワーク・ライフ・バランス企業に認定された 「わかばケアセンター(北爪初江社長)」経営の「みんなののダイニングtomatoma」で行いました。
足立区役所の側で、きれいで、こじんまりしたお店です。
足元の悪いなかにもかかわらずほぼ定刻に日日自動車整備[㈱の竹丸社長のユーモアと話芸に長けた名司会で親睦の納涼会は始まりました。
坂東支部長の挨拶と参加者全員がそれぞれ自己紹介と近況を述べ、 特に今回入会された新会員の古谷幸市氏(オフイス・フルヤ 社会保険労務士事務所代表)・原澤幸彦 氏(ニッポンメンテナンス㈱、クルマの相談館・リーダー)も初めて出席され、㈱ トミナガの社員さんも加わり和気あいあいの納涼会が進行しました。
東日本大震災の復興に少しでも役立ちたいとの想いから、岩手・宮城・福島産の日本酒をリクエストして大いに飲みあい、飲み干しました。
宴席とは言え、そこは同友会会員・近況や、今後の経営・新規事業・政治・経済・趣味の話等々大いに盛り上がり充実した会になりました。
今まで足立支部には会員が集まれる会員さんのお店が一軒もありませんでしたが、tomatomaは皆が待ち望んでいたお店でした。
支部会員もこれからは大いに利用されたらと思います。Tomatomaaの北爪さんお世話になりありがとうございました。
お開き後は、竹丸社長の日日自動車のタクシーを手配していただき梅田駅に送ってもらいました。
感謝。筆者は、被災地三県の日本酒が過ぎて二次会ではダウン寸前、午前様でやっと帰宅したような次第でした。
以上感想を申し上げました。
2011.8.31 夏目孝之
2011年5月 足立支部一泊研修
5月28日(土)実施
台風の影響で朝からあいにくの雨でしたが・・・那須の新芽の緑がよりいっそうしっとりして良かったです。
到着すると自在荘の看板犬「空」君がお出迎えしてくれました。
老犬(人間であれば90歳くらい)ですが毛並みも足もしっかりしていて人懐っこい目でしかっり看板犬の役目を果たしてました。
人間も動物も何か役目があることで元気でいられるのですね。
今回東部協の議長・荒川支部の倉澤社長も参加頂き宴会も盛り上がりました・・ありがとうございました。
自在荘は3年前に一度利用して評判が良かったので2回目の利用になりました。
個人的にお風呂だけ何回か利用していました。
女将さんや従業員のお客様のおもてなし・お風呂やお料理・金額は★★★★★あげたいくらいです。
「8割がリピートです」とおっしゃてた事にうなずきます。
pm13:00~15:30まで下記内容のお話をしました。
例会担当チーム編成
A・B・Cでのチームリーダーとメンバー決め。
チームにより担当での参加人数がかなり少なかったりしたので平均にする為の調整して決めました。
今後の企画・運営の話
6月~3月の支部総会までの担当分け(ABC)で今後の内容や方向性決めをしました。
支部例会でのお声掛け分担決め
幹事会の日程決め
pm15:40~17:00
「震災におけるセーフティーネット対策」で報告者の幸野行政書士事務所の幸野氏報告
下記内容で我々企業が考えることでのお話でした。
①災害に遭う前にできること
②災害に遭った時になすべきこと
③被災後に経営を立て直すための各種方策
特に③の対策として従業員の雇用や資金調達・罹災証明の申請での話はとても勉強になりました。
幸野さんお疲れ様でした。
(決定事項については事務局の会田さんから報告書でご連絡いたします)
今回の参加人数も少なく残念でした。
不参加の理由はいろいろありますが優先順位での気持の問題も個々にあるのかなあと感じました。
来年からどうするか今後の課題になりそうです。
「報告者 株式会社アルテ 代表取締役 仁科江里子」
「働きがいのある人間らしい仕事」
2011年4月 足立支部2011年度支部総会報告 4月22日(金)実施
当日は近藤やよい足立区長にもご出席をいただき、議事は滞りなく行なわれ、全ての議案は原案通り承認可決されました。
ディーセントワークとは、簡単に言えば「働きがいのある人間らしい仕事」の意であり、雇用劣化の進む現在の我が国においては非常に意義のあるテーマである反面、大変に困難な目標でもあります。
経営者として、自社にディーセントワークを確立するには経営センスの練磨が要求されると思います。
予想に反して気さくな語り口で行なわれた今回の講演が、皆様の何らかのヒントにつながることを祈念いたします。