東京中小企業家同友会 足立支部

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同友会とは

-東京中小企業家同友会6つのポイント-

うわべのお付き合いでなく『本音で語り合える』

よく「経営者は孤独だ」といわれますが、同友会はそんな経営者のオアシスのようなものです。
異業種の経営者の自主的運営の会ですから、自由で開放的な雰囲気の中で交流がおこなわれ、経営の苦しみや悩みの解決の糸口がつかめる場ともなります。

ボスがいない、対等平等の運営

企業規模・業種・性別・年齢・新旧などあらゆる点で差別が無く、お互い対等平等の立場からものが言え、会員自身が主人公となることができる 手づくりの会運営が魅力です。

一社だけで出来ないことも会員同士のネットワークの中で共同でできることも

異業種交流、共同求人、社員教育、事業協同組合など個別企業で解決できない問題を 今までにも時代をリードする共同事業として行ってきました。会員間のヒューマンネットワークを土台に進めるのでパワフルで、企業家のニーズに合ったものができます。
今後も、会員のニーズに基づき新たな展開もさまざま考えられています。

「生の経営体験」とグループ討論でお互いの知識や知恵が交流でき、多くの「気づき」を得られる

同友会の日常的活動は都内各地で行われる「例会」が中心です。 その主なものは会員自らが報告者となる「経営体験」の報告会で、他では聞けない生々しいものもあり、多くのヒントから生き方までも学ぶことができます。ただ聞くだけでなくグループ討論を行い他の人の多面的な見方や意見からも学ぶことができます

あらゆる政党、機関から独立している

組織として政党や候補者の支持推薦は行っておりません。もちろん、会員の思想信条は自由です。だからこそ中小企業経営者の立場に立って、親企業や政党、行政機関にも気兼ねせず社会的発言をすることができるのです。

科学性・人間性・社会性を追求し発展する企業づくりに挑戦する

経営指針づくりをすすめ科学的で先見性のある経営を目指しています。 また「人間尊重の企業経営」を掲げ、人の採用から育成、近代的労使関係の確立と労使一丸のとなった企業経営をめざしています。さらに、日本経済の真の担い手が 中小企業であるという自覚にたって、地域・国民生活の発展に貢献し、共に歩む企業を目指しています。高い志を持った経営者の団体でもあります。

同友会のはじまり

当会は1957年(昭和32)4月、東京で日本中小企業家同友会として創設されました。

当時、鮎川義介氏を中心とする中小企業政治連盟(中政連)が、中小企業組織団体法 (商工組合に中小企業団体をまとめてしまい国の力で統制的に指導する法律)の制定運動を強力に押し進めていました。これに対し、戦後の有力な中小企業団体であった全日本中小工業協議会(全中協)の流れをくむ中小企業家有志が、「上からの命令や法律で中小企業の自主性を押さえ、官僚統制に道をひらく」ものとして反対し、自主的な努力で中小企業の根本的な利益を守り、日本経済の自主的で平和的な発展をめざすことを目的に創設したのが、日本中小企業家同友会(現東京中小企業家同友会)です。

同友会の3つの目的

よい会社をつくる

同友会は、ひろく会員の経験と知識を交流して企業の自主的近代化と 強靱な経営体質をつくることをめざします。

すぐれた経営者をめざす

同友会は、中小企業家が自主的な努力によって、相互に資質を高め知識を吸収し、 これからの経営者に要求される総合的な能力を身につけることをめざします。

よりよい経営環境をつくる

同友会は、他の中小企業団体とも提携して、中小企業をとりまく社会・経済・政治的な 環境を改善し中小企業の経営を守り安定させ、日本経済の自主的平和的な繁栄をめざします。

同友会の考え方 -自主・民主・連帯-

  1. 自主とは、会の主人公が会員自身であり、自主的な参加が尊重されること。 また、同友会が外部のどのような団体や政党、資本から干渉されない独立した組織であることです。
  2. 民主とは、「ボス」の存在がなく、思想・信条や経営規模・年齢などによる差別をしないこと。かつ、会員一人ひとりの声を大切にし、民主的討論の過程を重視することです。
  3. 連帯とは、同友会が知り合い、学びあい、高めあう経営者の「道場」であり、 人間的信頼に基づく仲間づくりの会であることです。 この考え方を経営にも活かすことが、21世紀に向かうの経営者にも求められています。
  4. 自主に深く根ざす「自助努力」を基本に、健全で旺盛な企業家精神をはぐくむこと。
  5. 民主の深い意味である平等な人間観を曇らせることなく、謙虚に学ぶ姿勢を持ちながら 社員と「共に育つ」ことを実行すること。
  6. 連帯の意義である人間的信頼関係にたち、あてにしあてにされる関係をより高い次元のものに 磨き上げていくこと。私たちは、このような経営者像をめざしています。

同友会では、21世紀型企業づくりをめざし、
新しい企業像を次の点に要約しています。

  1. 自社の存在意義を改めて問い直すとともに、社会的使命に燃えて事業活動を行い、 国民と地域社会からの信頼と期待に高い水準で応えられる企業。
  2. 社員の創意や自主性が十分に発揮できる社風と理念が確立され、労使が共に育ちあい、 高まりあう意欲に燃え、活力に満ちた豊かな人間集団としての企業。


このような企業をすぐには実現できなくとも、日常の積み重ねの中で社員とともに 新しい時代が求める企業のロマンを追求していきたいものです。